保険治療と自費治療の違い

 
ここには皆様からよくお寄せいただく質問をまとめてあります。

保険診療

国民皆保険は昭和36年に始まり、すべての国民が歯科医療を公的な保険で受けられるようになりました。 国家予算の医療費のうち歯科医療費の占める割合は10%弱です。最近では国の医療費抑制により日本の医療は崩壊の危機にあります。この先一体どうなるのか分かりません。 そのような状況下で保険診療は、お口の中のすべての病気に適用されるように整備されています。そして基本的に全国どこの歯科医院に行っても同じサービスを受診できることが原則です。
保険にはルールがありひとつひとつの処置には点数が決められています。驚くことに20年前と同じ点数のものもあります。 つまり歯科医院がより利益を出そうとするならば、より早く治療して単位時間内により多くの患者様を診ることが必要で、丁寧にやればやるほど利益は少なくなるという事になってしまうのです。 誤解を招いてしまうかもしれませんが保険制度というものを理解していただきたく記しました。 私たち保険登録医は少しでも患者様に満足してもらえるように、Speedy、Safety、Security、Satisfactionの4Sを大切にと心掛けています。

 

自由診療

自由診療(自費)は保険診療ではカバーできない診療のことです。 歯科治療は歯を削って被せたりしますが、保険で使える材料は限りがあり主に銀合金です。 自由診療ではセラミックスや高カラット金属を使うことによって精度を上げ「もっときれいにしたい」「より長持ちさせたい」と希望的なところを満たしてくれます。

例えばメタルセラミックス1本作る場合に歯型を採る際や噛み合わせを記録する際は、時間をかけて丁寧にできますし、コストをかけてもなるべく変形しない高価な材料を使うことによって再現性を高めることが可能です。そして完成しても色・形が気に入らなければ歯科技工士は何度でも作り直します。 やはり質の高い治療は正しい知識と確実な技術が必要でコストがかかり、手作業ですから各工程で時間がかかるものです。 私たちは常に新しい知識・技術を身につけに研修会に参加しますが、そこで得たものが反映されるところでもあります。 内科などでは治療法を決定することが重要で、治療行為は薬を処方するということであり医師によって治療効果に差がでないと思われます。しかし歯科治療は(特に自由診療においては)治療法は同じでも臨床技能に左右されますので、治療効果に差がでる可能性があります。

 
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診療内容

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休診日
日曜・祝祭日・木曜日(第2木曜日を除く)
第2土曜日

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